効果的なプレゼンやスピーチをするための3つのコツ
こんにちは。株式会社ユニフィニティーの曽良です。
突然ですが、人前で話すことが苦手です。
実は5か月前にシャチョーになってみて初めて気づいたのですが、この仕事、人前で話す仕事が全体の5割くらいを占めている気がします。なので、すごく苦労してます。
最初本当にダメで、ひたすらダダ滑りしつつ皆さんに心地よい睡眠時間をご提供してたんですが、最近はようやく落ち着いて話せるようになってきましたし、いろいろと本を読んだりYoutubeを観て研究した結果、徐々にではありますが、話し終わったあとにポジティブな反応をもらうことも増えてきました。
なので今日は、この5か月間で学んだコツをまとめたいと思っています。
意外性をもたせる
最初のコツは話し始めに関するもので、始まり方に少しでも意外性をもたせるということです。
なぜ意外性が必要かというと聞き手の方に緊張感を持ってもらうためで、緊張感を持ってもらう必要があるのは、そうしないとみんな寝てしまうためです。
やはりみなさん、どこかで聞いたような話を改めて聞きたいとはあまり思ってませんし、ご経験が豊富な方になればなるほど、どこかで聞いた話かどうかの判断は早いんですよね。ですので、なるべく早めに、「あれ、これは初めて聞く話かな」と思ってもらうためのポイントを設けたいです。
自信を持つ
2つ目は全体を通じての話ですが、自信を持って話すということです。
人前で話すことに関する本を読んだりすると結構、目線がどうとか、声の抑揚がどうとか、身振り手振りがどうとかと細かいtipsが書いてあったりしますが、要するにすべて、どうすれば自信を持って話しているように見えるかということだと思います。自信なさげの人の言うことを聞こうって、あんまり思いませんよね。
自信を持って話すために最も重要なことが何かといえば、話している内容に本当に自信を持つことです。当たり前ですが。例えば、自分の経験上すごく効果のあったダイエット方法については自信を持って話すことができると思います。
大事なことは最後に
最後は話の終え方ですが、一番大事なことを最後に言ったほうが良いです。なぜなら、聞き手の人が何の話だったか忘れちゃうからです。
例えば映画などであれば、曖昧なまま余韻をもたせて終わるといった手法も成立しますが、スピーチやプレゼンは、往々にして聞き手のアクションを期待して行うものです。余韻だけ残しても意味がないわけです。
従って、何の話だったか、何をして欲しいか、ちゃんと自分でまとめて最後にもう一度、改めて伝えた方がいいです。結構な熱弁で、なんとなく熱い気持ちは伝わってきたけど、結局何が言いたかったのかはわからなかったなんていうことありますよね。要するにこういうことだ、これをしてくれって言うと、だいぶ違います。Stay hungry, stay foolish です。
まとめ
3つのコツには共通点があります。おわかりでしょうか?
聞き手のことをしっかり考えるということです。
何を意外に感じるかは、聞き手の人が普段どこでどんな話を聞いているか想像しないとわかりませんし、相手のことをよく考えてその人のメリットになるという確信が持てれば、自然と自信を持って話すことができます。最後に伝えるポイントは、話し手にとって大事なだけではなく、聞き手にとっても記憶に残るものであるべきです。
苦手だと思い悩む前に、まずは、聞き手のことをしっかり考え抜くようにしようと最近思っておる次第です。