神頼みの効能

社長ブログ

おはようございます。

ユニフィニティーの曽良です。

 

私、実は結構斜に構えたタイプの合理主義者で神頼みとかあまりしない方なのですが、最近散歩で明治神宮の方によくいくもので、あんまり近くを素通りして却って睨まれても嫌だなと思ってちょっとお参りなどしてみたところ、意外といいものだなと思ったという話です。

 

皆さんご存知だと思いますが、お参りはお賽銭を献上した上で二礼ニ拍手。そっと目を閉じ、簡潔に願い事を念じるというお作法です。

 

今まで多くても年に一回正月にするくらいだったのですが、ここ数カ月で数度やってみて気づきがありました。

 

繰り返しているうちに、願い事がだんだん具体的になるのです。

 

最初は、「事業がうまく行きますように」くらいのものでした。思い起こせばこれまでの年一度のお参りも同じような感じだったと思います。

 

その昔、某社がプロ野球に参入するぞと言うことで協会に申請の書類を持参した帰り、記者からコメントを求められて「いい結果になればいいと思います」と言っ放った人物がいました(私です)。いや、そりゃそうだろうと。

 

事業がうまく行きますようにというのも、よくよく考えてみると実にそりゃそうだろうという話で、そりゃそうなんだろうけど、もう少し具体的にどこをどうしてほしいといういわゆる「お願い」の体を取らないと、神様も力の発揮しようがないだろう。こう思ったわけです。

 

結果、その次は「事業を成功させるための力をくれ」みたいになりました。

 

少しだけ具体的に、「お願い」っぽくなってはいますが、力ってなんだよと。思うわけです。ムムムッと念じると地面から金のなる木が生えてくる力でしょうか。ちょっと高望みし過ぎですよね。

 

結局私はなにがほしいのか。ブツブツ言いながら考えた結果、「大きな目的に対してブレずに判断できる強い心」だという整理になりました。

 

やっぱりブレないということは結構大事で、その昔株や為替のトレードをしていた時に思ったのですが、モメンタムがある勝負事って、ブレない姿勢があってようやく五分、ブレるともう勝率ゼロなんですよね。

 

ブレるというのはつまり、そのときのトレンドやたまたま周囲にいる人からの影響を強く受けるということです。株のトレードなどでこれをやると最悪の結果になります。上がってる時に株を買って、下がってる時に売る羽目になるからです。絶対勝てません。0%です。

 

そうじゃなくて、トレンドもクソも関係なくて、俺の読みはこうだと、まずは決めることが大事です。当然読みが外れていれば負けますが、なんと当たっていれば勝てます。当たるか外れるか。つまり50%です。勝率が50%も上がるわけです。

 

事業も同じだろうなと。ブレずに続けていれば、あとは時の運。自分が本当にほしいものを簡潔にまとめながら反芻するという作業をすることで、すごくスッキリ整理がついた気がしました。

 

何の話でしょうか。

 

答えはいつだって自分の中にあるということだと思います。

 

今週も頑張りましょう!

著者情報

曽良 俊介

カツラです。社長とCEO。 twitterもフォローお願いします。 https://twitter.com/shunsukekatsura

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