紙で行っていた複雑な確認や点検作業をすべてアプリに集約
多発していた現場でのミスがゼロに

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株式会社フレシード信州

  • ユーザー事例
業界:
サービス業
利用規模:
~50人
  • kintone連携
  • ペーパーレス
  • 点検業務

株式会社フレシード信州様は、生花祭壇・ウエディング装花・お祝いの生花・お悔やみの生花などを手掛ける生花専門企業です。複雑な生花祭壇商品のパーツの積込や設置作業にかかわる確認や点検をすべて紙で行っていたためミスが多く課題になっていましたが、Unifinityでアプリを作成して現場の効率化を実現しました。

【課題】
・紙でのチェック作業が煩雑で商品の設置漏れが発生してしまう
・現地に商品パーツを届けるなどのムダな作業がたびたび発生

【効果】
・必要な情報がアプリに集約したことで現場が効率化
・たびたび発生していた商品パーツの忘れ物はゼロに

“現場の人にとって使いやすいものでなければ本当の意味で効果を出すことは難しい”

-どのような業務でUnifinityをご利用いただいているのでしょうか?
当社は生花の専門企業として、生花祭壇・ウエディング装花・お祝いの生花・お悔やみの生花など、お花にかかわるさまざまな事業を展開しています。Unifinityのアプリは、喪主花や生花祭壇を納品する斎場で利用しています。具体的には、当社の喪主花や生花祭壇がお客様のご要望に応じて花の種類や各種付属品をかなり細かくカスタマイズできるようになっており、ご注文に応じて正確に設置する必要があるため、その注文内容や設置時のチェック項目の確認をすべてアプリで行っています。

-アプリを利用する前はどのような課題がおありだったのでしょうか?
もともとは同じ業務をすべて紙でやっていました。注文内容が記載された用紙と、商品の詳細が記載されたパンフレット、設置時の注意事項にかかわるメモなどをすべて現地に持参して、それらを見ながら作業をするといった感じです。課題になっていたのは、主に商品の設置漏れです。申し上げた通り種類や付属品の数が多く、設置のパターンがかなり複雑なため、必要なパーツを現地に持っていくのを忘れてしまうようなことが度々発生していました。この場合、事務所にいるメンバーがそのパーツを現場に届ける必要が生じるので、会社全体で見たときに大きな非効率のもとになっていました。

-アプリ導入よりも前に、他の方法による対処も検討されたのでしょうか?
1年前に全社的にkintoneを導入していましたので、kintoneで注文管理アプリなどを作成して1年くらい運用しました。ただ、kintoneのUI(ユーザーインターフェイス)がそこまでモバイルに最適化されていないこともあり、大量のチェック項目がある画面を見やすく作ることができず、結局チェック業務自体が形骸化してしまってあまり期待した効果を出すことができませんでした。その際に、現場の人にとって使いやすいものでなければ本当の意味で効果を出すことは難しいと考え、より柔軟なUIを作成できるツールを探すことにしました。

 

“オリジナルのアプリが作れるということだったので、それならと考えた”

-Unifinityのことは最初どこでお知りになったのでしょうか?
kintone導入後にプラグイン等の情報収集のためにCybozu Daysに参加した際、Unifinityのブースで紹介を受け、「現場で使えるモバイルアプリ」という点に興味をもちました。現場にとって使いやすいアプリを作るためには、kintoneの画面から不要な情報やボタンを取り除いてよりシンプルにする必要があると考えていたのですが、なかなかその方法が見つからず困っていたところ、Unifinityはkintoneのアプリをベースにするのではなくオリジナルのアプリが作れるということだったので、それならと考えました。

-アプリの開発はスムーズでしたでしょうか?
細かな処理の作成などはあまり自信がなかったこともあり、ユニフィニティーさんが提供しているアプリ実装代行サービスを利用しました。これまでシステム開発等の経験はなかったのですが、Unifinityを使用した開発は当初から実際の画面イメージを見ながら進めることができるため、わかりやすく非常にスムーズでした。結果的には思った通りにつくってもらえたと思っています。

-開発に際して気を付けた方がいい点や注意した方がいい点があれば教えてください
やはり最も大事なのは、アプリを使うユーザーである現場スタッフにとっての使いやすさ、ストレスの少なさだと思います。当社の場合、Unifinityアプリを導入する前1年間くらいkintoneを使って業務を実施していましたので、それよりも改善することはもちろんなのですが、あまり必要以上には変えすぎないということも意識しました。操作性があまりにもガラッと変わってしまうと、慣れるまでに時間がかかったり拒否反応が出たりする恐れもあると思ったためです。他には動作速度などにも気を付けました。最初にアプリを開いて、データが表示されるまでの時間が長いと、使っていてストレスが溜まる可能性があると考えたので、取得するデータ量を制限するなどして動作を軽快にするための工夫をしました。

 

“大きな課題になっていたパーツの持って行き忘れはゼロに”

-実際にアプリを運用されてみていかがでしょうか?
とても便利になったと思います。自分が行く現場の情報はもちろんのこと、全体ではどのくらいの現場があり、誰がどこに行っているかなどもすぐにわかります。以前は電話やラインなどで都度確認していたので、かなり手間が省けます。また、商品ごとの付属品が一覧で見られる点もいいと思います。以前はたくさんのパンフレットなどから必要な情報を探す必要がありましたが、今回のアプリはスマホでも見やすいように上手にレイアウトされているため、必要な情報に素早くたどり着くことができます。

-具体的にはどの程度の効果があったのでしょうか?
アプリの本格的な運用を開始してから約1か月が経ちますが、度々発生していたパーツの持って行き忘れは一件も発生していません。アプリがしっかり利用されている結果だと考えています。また、現場のメンバーからは画面が見やすくなって効率が上がったという声も上がっています。

-今後の展望について教えてください。
今回のアプリについては、基本的には特定の葬儀社さん向けの商品を想定して作成したものなので、今後は他のお客様向けにも展開していきたいと考えています。他にも業務改善自体は継続して行っており、kintoneが中心にはなりますが、Unifinityはkintoneだけでは不便だったり使い勝手がイマイチだったりといったケースでは非常に有効であると感じたので、またそうした課題があった際には積極的に活用していきたいと思っています。

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