鹿島建設が資機材在庫管理システム「KENLOGI」の開発にUnifinity Platformを採用
株式会社ユニフィニティー(東京都渋谷区、代表取締役社長:曽良 俊介、以下「当社」)は、鹿島建設株式会社(東京都港区 代表取締役社長:押味 至一、以下「鹿島建設」)および国内グループ会社、協力会社 約300名が活用する建設現場作業支援システム「KENLOGI(ケンロジ)」の開発に、Unifinity Platformを提供しました。
鹿島建設は、Unifinity Platformを用いて開発した建設現場作業支援システム「KENLOGI 」の利用を開始しました。「KENLOGI 」は、建設現場で使用する資機材管理をはじめ、揚重管理、作業前点検管理、受発注管理などを行う複数のアプリで構成されており、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスで利用可能です。
■開発の背景
建設現場では、高所作業車やフォークリフトなどの大型機材から脚立のような小さなものまで、非常に多くの資機材が活用されています。従来、現場内での資機材管理は手作業による非常に労力を伴う作業であり、その省力化が課題でした。
併せて、国土交通省が進めるi-Construction※実現のため、現場のIT化を進めることが建設業界の急務でした。
しかし、通信環境が整っていない建設現場があること、建設現場では多くの企業や作業員が関わることなどから、資機材管理を省力化するためのシステム開発には大きなハードルがありました。
≪システム化への課題≫
- 既存システムは個々にパッケージ化されていて相互のシステム間連携が難しい。
- 利用デバイスを自由に選択できない。
- 業務にあわせたカスタマイズが都度発生する。
- OSのバージョンに依存したアプリが多い。
- 各アプリ内部で持っているデータを有効活用したい。
これらの課題に対し、Unifinity PlatformはワンソースマルチOSでの開発が可能であり、一度開発したアプリの改修が容易であることや、OSバージョンアップの影響による改修が不要であることが評価され、KENLOGIの開発プラットフォームに採用されました。
※国土交通省 i-Constructionについてはこちら
http://www.mlit.go.jp/tec/i-construction/index.html
■KENLOGIの概要
主な機能
■今後の展開
建設現場内における資機材の情報確認・共有をスムーズに行うためには、直感的に情報を処理できるスマートフォンアプリが有用です。現場作業員の大半が個人で所有しているスマートフォンからも利用できるようにすることで、作業関係者の生産性が向上し、建設作業員不足に効果を発揮する事が期待されています。
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